喪服の持ち運び方法は?持ち運び用のバッグを解説
遠方のお葬式など移動に時間がかかる場合は、喪服を持ち運んで着替えることもありますよね。ただ、持ち運び中に喪服にシワや汚れがつかないか気になってしまうものです。
喪服にシワがあると、だらしなく見えてしまうので、長時間の移動の際は特に注意したいもの。そこで今回は、喪服がシワにならずに快適に持ち運ぶ方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
シワにしたくない!女性の喪服の持ち運び方法
素材によっては、折りシワや畳みシワができる恐れもある喪服。グッズを活用して、シワにならないように持ち運びましょう。
①ガーメントバッグを使う
喪服の収納には、ガーメントバッグが便利です。ガーメントバッグとは、スーツなどを長時間保管する際に、きれいな状態を保つためのバッグであり、シワ対策になります。バッグタイプになっているため、持ち運びにも便利です。
②スーツカバーを使ってキャリーケースに入れる
スーツカバーを使う方法もあるでしょう。キャリーケースに喪服をそのまま入れると、汚れや他の小物との引っ掛かりが気になりますが、スーツカバーに入れることで汚れ対策になり便利です。スーツカバーは、喪服やスーツを買ったときに付属されていることもあります。また、100円ショップなどでもスーツカバーが手に入るため、リーズナブルに済ませたい方にもおすすめです。
③タオルと一緒に丸めてキャリーケースに入れる
ガーメントバッグやスーツカバーがない時は、畳むときに工夫しましょう。喪服にタオルを挟んで一緒に丸めると、タオルがクッションとなり、畳みシワを防ぐことができます。タオルがない時は、Tシャツなどで代用できます。
喪服のシワ対策
事前にできる喪服のシワ対策をみていきましょう。
直前にアイロンをかける
既にシワが気になる場合は、持ち運ぶ直前にアイロンをかけるようにします。ただし、喪服の生地はデリケートなので、布を傷めないように当て布を使うようにしましょう。また、喪服によってはアイロンによって生地が縮んだりテカリが発生したりすることもありますので、表示を確認しましょう。レンタルの喪服の場合はアイロンNGの場合もあります。
シワになりにくい素材の喪服を選ぶ
化学繊維のポリエステルの素材の喪服ならシワになりにくいでしょう。遠方での葬儀が多い場合は、喪服の素材を意識してみるといいですね。
ガーメントバッグのメリットは?どこで買える?
「ガーメントバッグって?」と気になる方も多いのではないでしょうか?ガーメントバッグのメリットや選び方をご紹介します。
ガーメントバッグのメリット
ガーメントバッグを使うことで、ほこりや毛くず対策はもちろん、シワ対策になります。キャリーケースに入れると、ケースの中でシワになってしまうこともあるでしょう。ガーメントバッグはジャケットとワンピースをハンガーにかけたまま収納できるので、折りシワを防ぐことができます。さらに、防水性のあるガーメントバッグを選べば雨対策にもおすすめです。
ガーメントバッグはどこで買える?
ガーメントバッグは、ECサイトや紳士服売り場で購入できます。ガーメントバッグの相場は3,000円〜1万円と幅があります。喪服だけではなく、結婚式用のパーティードレスや仕事の出張などでも使えて便利です。
ガーメントバッグの選び方
ガーメントバッグは大きく3タイプありますが、半円型のビジネスバッグ調のガーメントバッグがシワになりにくいのでおすすめです。荷物を一つにまとめたい場合は、ハンドバッグや靴を一緒に収納できるボストンバッグ型が良いでしょう。キャリーケースの中に入れて収納したい方は、コンパクトバッグ型が適しています。
ガーメントバッグとキャリーケース、どちらがいい?
ガーメントバッグを使うか、キャリーケースで持ち運ぶか悩む方に向けて、メリット・デメリットをご紹介します。
ガーメントバッグなら、ハンガーにかけた状態で持ち運びできるので、シワになりにくいでしょう。また、キャリーバッグを開けずに着替えができるので、駅のパウダールームなど、狭い場所の着替えもスムーズです。一方、やや重さがあるので、持ち運ぶ時間が長いと負担になる恐れもあります。また、コンパクトなガーメントバッグなら、靴やバッグを別に持ち運ぶ必要もあるでしょう。
キャリーケースなら、長距離の移動でも疲れにくく、靴やカバンもまとめて収納できます。宿泊する場合など、他の荷物が多くても持ち運びしやすいでしょう。キャリーケースのデメリットとして、ケースの中で喪服がシワになる恐れがあります。また、開閉にスペースが必要なので、狭い場所で着替えにくいデメリットもあります。
そのため、移動までの距離や宿泊の有無に合わせて、ガーメントバッグとキャリーケースを選んだり、シワにしたくない喪服はガーメントバッグ、靴やバッグはキャリーケースに入れるなど使い分けすると良いでしょう。
型崩れしにくい靴の持ち運びは?
喪服と合わせる靴も、型崩れしないように持ち運びましょう。シューキーパー(シューツリー)をパンプスに入れておくと安心です。持っていない場合は、つま先にティッシュや使い古したタオルなどを詰めておくといいですね。
ビニール袋に入れてから、シューズバッグと呼ばれる靴用の袋に入れておくと、汚れや型崩れを防ぐことができます。シューズバッグがない場合は、サブバッグやエコバッグを活用しましょう。
シューズバッグはECサイトなどで1,000円程度で購入できます。
喪服の持ち運びの注意点は?
喪服を持ち運ぶときは、匂い移りや長時間の保管によるシワに注意しましょう。食べ物と一緒にバッグに入れると、匂いがついてしまうことがあります。また、お葬式の席では香水など華やかな香りは控えることがマナーです。フレグランスアイテムや香りが強いものと一緒に保管しないようにしましょう。
ガーメントバッグなどに入れる場合も、長時間保管しないように、宿泊先に着いたらハンガーにかけておくようにしましょう。
まとめ
喪服の持ち運びについてご紹介しました。シワや汚れがつかないように、ガーメントバッグなどを活用して、きれいな状態をキープしておきたいですね。
手持ちの喪服のサイズやデザインが気になるものの、「買うのはもったいないかな…」と感じるときは、喪服のレンタルがおすすめです。
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