お葬式にはエプロンが必要?マナーに沿った色や選び方を解説
親族のお葬式に参列する場合、他の参列者へのお茶出しや、お食事の用意のお手伝いなど弔意を示すこと以外の役割を任されることがあります。
この記事では、親族のお葬式におけるエプロンの必要性や、マナーに沿った色や選び方を詳しく解説します。
お葬式にエプロンはいる?いらない?
親族のお葬式に参列する場合、念のためエプロンを持参したほうがいいでしょう。急にお手伝いをお願いされたときにも、すぐに対応できます。
自宅で葬儀を行う人は減っており、葬儀会社を利用するケースが増えているといわれていますが、エプロンを持参しておくと急なお願いにも対応できます。
親族の方々は弔問に来たお客様の対応で忙しくなるため、裏方からサポートできれば、親族の心身の負担を減らすことができます。
手伝いでエプロンが必要な理由
親族のお葬式にエプロンを持参することで、頼まれるのを待つことなく「お手伝いしますね」と声掛けできます。親族の方のなかには自分からは頼みにくい、と考える方もいるかもしれません。エプロンがあると手伝いを買って出ることができるのです。
エプロンをつけてお手伝いすることで、喪服が汚れるのを避けることができます。またエプロンをすることで、他の弔問に来た方々に親族の関係者であることを分かってもらえるでしょう。
葬儀用のエプロンの選び方
ここからは、葬儀用のエプロンの選び方を紹介します。お葬式に持参するエプロンの特徴を知っておくと、準備がしやすくなるでしょう。
エプロンの色
親族のお葬式に持っていくエプロンの色は、黒一色、もしくは白一色です。
黒はお葬式の喪服と同じ色であり、マナーにふさわしい色です。また白は清潔感のある色です。エプロンがなく割烹着がある場合は、割烹着でも構いません。
エプロンのデザインと素材
お葬式に持参するエプロンのデザインは、柄のない無地を選びましょう。素材は光沢がないものを選びます。光るものは派手な印象があるため、エプロンとはいえどお葬式にはふさわしくないためです。
エプロン選びの注意点
地域によっては手伝いする人全員が同じものを着用するケースや、エプロンの色がマナーとして決まっている場合があります。事前に親族や家族に確認しておくと安心できるでしょう。
持参するエプロンが汚れていないか事前に確認しておきましょう。汚れたエプロンはお葬式には持参せず、きれいに洗濯するか新しいものを購入しましょう。
冠婚葬祭用のエプロンはどこで買える?
冠婚葬祭用のエプロンは、衣類の量販店やインターネット通販で購入できます。葬儀のためだけに購入するともったいないので、普段使いにも応用できるデザインを選ぶといいでしょう。
普段使いにも使いたい場合は、汚れが目立たないため、黒色がおすすめです。
シンプルな黒のデザインのエプロンは、通販で購入する場合、およそ2,000円から5,000円ほどで購入できます。割烹着もエプロン同様の価格で通販などで購入が可能です。
お店で選びたい方は、プチプライスの量販店に行くと比較的、冠婚葬祭のアイテムが揃っています。最寄りの店舗に必ずあるとは限らないため、店舗に行く場合は事前に問い合わせておくと安心です。
エプロン以外に葬儀で便利なアイテム
ここからは親族のお葬式に参列するにあたって、エプロン以外に持参すると便利なアイテムを紹介します。エプロン以外に葬儀に持参すると便利なアイテムは以下の通りです。
●台所手伝い用タオル
●汚れものを入れるビニール袋
●天気次第で無地の黒い傘
●風呂敷やサブバック
●予備のストッキング
台所手伝い用タオル
多くの弔問客が来るお葬式の場合、台所ではタオルが足りなくなることがあります。自分の手を拭くタオルは、持参しておくと便利です。シンプルで清潔なタオルを選びましょう。
汚れものを入れるビニール袋
汚れたエプロンやタオルを入れるためのビニール袋があると便利です。
また、弔問客をもてなすなかでは、多くのゴミや汚れものが出ることがあります。ゴミ箱だけでは対応できないことがあるため、汚れものを入れるゴミ袋を持参すると役立つでしょう。
天気次第で無地の黒い傘
天気が崩れそうな場合は、大きめの無地の黒い傘を持参しましょう。もちろん自分の喪服を濡らさないための配慮であり、親族や他の弔問客の服を濡らさないためのサポートもできます。
折りたたみ傘でも黒で無地であれば、マナー違反とはなりません。
風呂敷やサブバック
すぐに用意できるなら風呂敷やサブバッグ(エコバッグ)を持参するといいでしょう。持って帰る荷物が増えてしまった時にスマートな対応ができます。特に親族のお葬式の場合、思わぬ形で荷物が増えてしまうものです。
風呂敷がなければ、シンプルなエコバッグでも代用できます。
予備のストッキング
親族のお葬式ではお手伝いを頼まれるものです。動き回るため、予備のストッキングがあると伝線したときに焦らずに済みます。
スリッパ
葬儀場でのお葬式の場合は、スリッパを持参する必要はありませんが、親族の自宅でのお葬式の場合は、スリッパを持参したほうがいいでしょう。弔問客が増えると、用意したスリッパでは足りなくなる可能性があるためです。
持参するスリッパのデザインは、エプロンと同様に以下のデザインを踏まえたものにしましょう。
●色は黒か白、もしくはグレー
●無地
●光る素材がついていないもの
まとめ
お葬式の手伝いで身に着けるエプロンの選び方についてご紹介しました。
親族のお葬式に参列すると準備に慌ただしくなるものです。エプロンを事前に用意しておくと安心でしょう。
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喪服だけではなく、お葬式の持ち物として必要な数珠や袱紗もセットになっているため、ワンストップでお葬式に参列する準備が整います。3泊4日のゆったりしたスケジュールでレンタルできるため、お葬式を挟んでも余裕をもって返却することが可能です。