お葬式の化粧マナーは?化粧のポイントを徹底解説
お葬式のメイクマナーに疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?
薄めのメイクでツヤを抑えるなどお葬式に参列する際の化粧にはマナーが存在します。普段のメイクとは異なりますので、事前に確認しておくと安心してお葬式に臨めるでしょう。
本記事では、お葬式のメイクマナーやポイントなどについて解説します。
お葬式のメイクマナーは?
お葬式のメイクマナーは、派手なメイクは避けて「片化粧」と言われる化粧をして参列するのが基本です。
片化粧とは、喪服を着ている際にする化粧で、薄い化粧で口紅を引いていないメイクのことを指します。
お葬式は、故人をお見送りする場ですので、遺族や参列者が派手な格好をする行為は控えるものです。
華やかなメイクは避けるべきですが、フォーマルの場なのですっぴんもよくありません。どんな状況に置かれても最低限の身だしなみは心がけるべきでしょう。
ベースメイクのポイント
先述した通り、派手なメイクはマナー違反となるため、化粧は薄めにしていく必要があります。
ベースメイクを行う際の以下3つのポイントについてご紹介します。
- ●マットに仕上げる
- ●ツヤのあるファンデーションやハイライトは避ける
- ●チークは使わない
順番に解説します。
マットに仕上げる
まずは、肌の仕上がりをマットに見せることです。
ラメやハイライトなどを使ってツヤ感を出しすぎると、華やかな印象となってしまい、お葬式にはふさわしくありません。
コツとしては、フェイスパウダーでツヤ感を抑えることです。ツヤ感を出さなければ、自然な雰囲気となりお葬式に合ったメイクができるでしょう。
また、ファンデーションの厚塗りも避け、気になる部分はコンシーラーなどを使って薄く仕上げましょう。
ツヤのあるファンデーションやハイライトは避ける
ツヤのあるファンデーションやハイライトを避けるのも、ベースメイクのポイントです。
リキッドファンデーションなどツヤ感が出るファンデーションは華やかな印象を与えてしまいます。さらにハイライトも加えるとなれば、明るく見えてしまうため、お葬式の雰囲気には合わなくなります。
お葬式に参列することを意識して、ツヤ感が出るメイクを避け、パウダリータイプのファンデーションやフェイスパウダーを使うようにしましょう。
チークは使わない
お葬式のメイクには、チークを使う必要はありません。
チークを使用すると血色が良くなり、華やかに映ります。メイク感が出てしまうため、お葬式に似合わず、場違いとなってしまいます。
基本的にチークは使いませんが、どうしてもチークを使わないと具合が悪く見えてしまう場合などはうっすらとつけてぼかすようにします。
特にパールやラメ入りのチークは明るく見えるため、使用するのは避けましょう。
アイメイクのポイント
次にアイメイクのポイントですが、基本的にアイシャドウとアイラインは使わないようにしましょう。
特に濃い色や明るい色は雰囲気に合わないため、マナー違反です。目元をぱっちりとさせるアイラインも派手な印象を与えてしまうためよくありません。
マスカラも基本的には使用しない方がいいですが、もし使用するのであれば一度塗り程度にしておくべきです。
その際は、涙が流れたときに備えてウォータープルーフタイプのマスカラを選ぶと良いでしょう。
眉メイクのポイント
眉メイクは、マナー違反に該当しませんが、メイクする場合は自然に整える程度にするべきです。
太すぎたり細すぎたりする眉毛にすると、トレンド感が強くなってしまうため、お葬式にはふさわしくありません。
自然体を出せるようにパウダーなどで眉メイクをするのがおすすめです。また、派手な色や明るすぎる色の眉マスカラは控えましょう。
リップメイクのポイント
本来、片化粧ではリップメイクは不要であり、派手な口紅のメイクはマナー違反ですが、塗っているのか分からない薄い口紅なら問題ありません。
特に意識してほしいのが以下2つです。
- ●グロスなどでツヤが出ないようにする
- ●慶事を表す紅色は使わない
ツヤ感が出るリップメイクは、派手な印象を与えてしまいよくありません。また、紅色のリップだとお祝い事を連想させてしまうため、お葬式では相応しくないでしょう。
派手すぎずナチュラルな印象を与えるためにも、ピンクベージュなどのナチュラル系の口紅を使用するのがおすすめです。
まとめ
本記事では、お葬式のメイクマナーやポイントなどについて解説しました。
お葬式の主役は、あくまで故人のため、目立つような派手なメイクや華やかな化粧は避ける必要があります。
一方で、故人との別れを惜しむ場のためノーメイクも相応しくありません。お葬式でのメイクは、自然体の雰囲気を出せるものが最適です。
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