喪服は普段使いできる?使い回しシーンやポイントを解説
「せっかく買った喪服をもっと活用させたいけど…普段使いできるの?」と気になったことはありませんか?
喪服のジャケットやワンピースを仕事などで使えると活用の幅が広がりますが、マナーが気になりますよね。
この記事では喪服を普段使いできるかどうかについて解説します。卒業式・入学式などのセレモニーにおける使い回しのマナーや、喪服に合わせる靴やバッグ、パールネックレスの使い道や注意点についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
喪服は普段使いできる?
喪服はお葬式やお通夜、法事の席などで着るものなので、基本的に普段使いはできません。
喪服のジャケットはビジネススーツと形は似ていますが、色が異なります。喪服は特別に染められており、普段着やスーツの黒色よりも濃い漆黒です。そのため、見る人によっては喪服と気付かれますし、普段から着ていると悪目立ちすることもあります。
また、喪服は悲しみの席の服です。そのため、職場などで着ていると「何か不幸なことがあったのかな」と心配されたり、不思議に思われるかもしれません。また、就職・転職活動でリクルートスーツ代わりに着ていると「常識やマナーを知らない人なのかな?」とマイナスの印象になるかもしれません。
ほかにも、セットアップの喪服のワンピース・ジャケットのいずれかを普段使いしていると、片方のみが傷んでしまいます。
そのため、喪服を普段使いするのは避けた方が良いでしょう。
七回忌以降の法事では略喪服と呼ばれる黒や紺のワンピースやジャケットを着用しますが、略喪服であれば仕事などにも着回すことができるでしょう。
結婚式や卒・入学式に喪服は着回せる?
慶弔兼用の礼服であれば、結婚式はもちろん、卒業式・入学式などにも着回しできます。
ブラックフォーマル(礼服)の中にも、浅い黒色と深い黒色があり、深い黒色の慶弔兼用タイプであれば、喪服はもちろん結婚式などの慶事や卒・入学式などの式典で着ることもできます。浅い黒色のブラックフォーマルは、喪服として使えないので注意しましょう。
ハレの日は、喪服と同じスタイルではなく、アクセサリーやインナーを変えて明るい装いにするといいですね。
結婚式ならアクセサリーやコサージュなどで華やかさを出しましょう。卒業式や入学式ならインナーを明るい色にしたり、ジャケットをツイードにしたりすると雰囲気に合った装いになります。また、結婚式や式典では明るいバッグを選び、ストッキングは肌色にしましょう。
「せっかくなら使い回ししたい」と思った方は、慶弔兼用のブラックフォーマルがおすすめです。
お葬式用の靴やバッグ、アクセサリーは普段使いできる?
お葬式のバッグや靴、ネックレスの着回しについてみていきましょう。
残念ながら、お葬式のバッグの普段使いは難しいといえます。お葬式用のバッグはゴールドの金具がないシンプルなデザインが基本です。そのため、普段着や仕事着に合わせると地味な印象になってしまいます。
喪服に合わせる黒のパンプスは、仕事や式典などで普段使いも可能です。履きつぶして傷むことがないようにメンテナンスしましょう。
パールネックレスは普段使いもでき、ホワイトパールなら結婚式でも使えます。パールは汗や紫外線で劣化や色あせが起きるので、お手入れを欠かさないようにしましょう。
着る機会が少ない喪服を賢く用意するなら
喪服の普段使いは難しいため、「年に1回も着る機会がないかも…」と思ったときは、喪服のレンタルを活用されてみてはいかがでしょうか?
お葬式の参列機会が少ない方や、セレモニーでは喪服以外の服装を選びたい方は、レンタル喪服がおすすめです。着用のタイミングに合わせてレンタルできますので、使い回しの心配なく喪服を選ぶことができます。
まとめ
喪服は悲しみの席のための装いなので、普段使いは避けた方がいいですね。結婚式や入学式・卒業式でも同じものを着たい場合は、慶弔兼用の喪服を選ぶようにしましょう。
コストパフォーマンス良く好きなデザインの喪服を選びたい方は、喪服のレンタルサービスを活用してみてください。東京渋谷で試着ができる喪服レンタルショップ「エニタイムドレスブラック」では、実物を試着し、確認してからレンタルできるので、急なお悔やみでも安心して喪服を手配できます。クリーニング不要で返却でき、着る頻度が少ない喪服がクローゼットを圧迫することもありません。
喪服と合わせて靴・バッグ・アクセサリーもセットでレンタルできるので、はじめてお葬式に参列される方にもおすすめです。
エニタイムドレスブラックの公式サイトでは、お葬式にまつわる服装やマナーについて紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。