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喪服のまま電車や飛行機に乗ってもいい?マナーや着替え場所を紹介

遠方のお葬式では、電車や飛行機、新幹線などの公共交通機関を使って移動することもありますよね。移動の際、「喪服のまま電車や飛行機に乗ってもいいの?」と迷ってしまうことはありませんか?私服で葬儀場へ向かう場合も、着替え場所や喪服の持ち運び方法に悩んでしまいますよね。

この記事では喪服のまま電車や飛行機に乗っても良いのか、マナーや対策についてご紹介します。

喪服のまま電車や飛行機に乗ってOK

喪服のまま電車や飛行機に乗っても、マナーとして問題はありません

誰しもお葬式の機会はありますので、喪服を着ていても周囲の人は「お葬式や法事があるのかな」と思うのみで、そこまで気にされない人がほとんどでしょう。一方で、「お葬式=不吉」と捉えて、喪服の方が隣の席に座ることを快く思わない人も中にはいるようです。

喪服を着たまま移動すると気になることは?

喪服を着たまま移動することに問題はありませんが、シワや汚れが気になったり、窮屈な喪服で長時間過ごすと疲れてしまうかもしれません。喪服を着たまま移動する問題点を見ていきましょう。

シワや汚れが気になる

座り続けたり歩いたりする移動中に喪服を着続けると、シワや汚れが気になるかもしれません。移動中に食事をとる際に汚してしまう恐れもあるでしょう。ほかにも、公共交通機関は他の方もいるため、ふいに汚されてしまう可能性もあります

タイトな喪服では窮屈に感じる

普段着と異なりタイトなデザインである喪服では、移動中に窮屈になってしまう恐れがあります。喪服はそもそも着慣れないですし、ストレッチ性が少なく、さらにぴったりしたデザインのため、長時間座っていると疲れてしまうかもしれません。長時間の移動の場合は、疲れてしまうことがないように、移動中は動きやすく快適な服装にするといいですね。

周囲の人が気にする場合もある

喪服を着ていることを、周囲の人が気にする可能性もあるでしょう。「お葬式=不吉」と捉えるなど、さまざまな考え方の人がいます。そのため、喪服の人が近くにいることを快く思わない人もいるかもしれません。喪服のまま公共交通機関に乗ること自体は問題ありませんが、心無い声であなたが傷ついてしまったり、不快に感じてしまう恐れがあります

自分が気になってしまうことも

周りの方が特に気にしなくても、あなた自身が喪服を着ていることを気にしてしまうこともあるでしょう。喪服の黒色は、ファッションで着る黒い洋服と違います。喪服の生地は深く光沢がない黒色のため、目立ってしまうこともあるでしょう。

喪服のままで人目が気になるときは?

マナーとして問題はありませんが、喪服のままでは人目が気になってしまったり、シワや汚れが気になってしまうときの対処法をみていきましょう。

冬はコートを着る

コートやジャケットなどの上着を着ることで、目立ちにくくなりますし、喪服の汚れ対策にもなります。コートはそのまま着て葬儀場に向かっても構いませんし、デザインが気になる場合はコインロッカーに預けておくと良いでしょう。

夏は薄手のストールを羽織る

夏の移動中はジャケットを脱いで薄手のストールを羽織ると、黒色の面積を減らすことができるでしょう。ストールがあれば移動中の冷房対策にもなります。

小物を外す

真珠のネックレスを外したり、黒のストッキングを肌色に変えたりするだけでも、目立ちにくくなります。

持ち運んで着替える

長距離の移動では、喪服を持ち運んで着替える方法もあります。普段着で移動して、最寄り駅などで着替えると一目を気にすることなく移動できます。

喪服は着たまま移動?持ち運ぶ?

喪服を着たまま移動するか持ち運ぶか迷ったときは、季節や移動距離に応じて検討しましょう。判断に迷ったときのポイントをご紹介します。

移動の距離が長い時は持ち運んだ方が安心

移動の距離が長い場合は私服で移動し、喪服を持ち運んだ方が快適です。特に、新幹線や飛行機など、移動時間が長い場合は、ゆったりした私服の方がリラックスできますね。

喪服はジャストサイズのものがほとんどのため、長時間の移動では窮屈になることも。また、ふいに汚してしまう恐れもあります。私服にすると、長時間座ることで喪服にシワができたり、食事や飲み物で汚してしまうことも防ぐことができるでしょう。

真冬・真夏は私服の方が快適

真冬や真夏は私服で移動した方が快適でしょう。喪服は中に着込むことが難しいですし、黒いストッキングでは足元が寒いかもしれません。反対に夏は汗びっしょりでお葬式に向かうのは避けたいところ。さらに、黒い服は熱を持ちやすいため、余計に暑く感じるかもしれません。そのため、季節に合わせて、過ごしやすい私服で行った方が負担を減らせます。

喪服の持ち運びのポイント

喪服を持ち運ぶ際は、ガーメントバッグやスーツカバーを使うとシワになりにくいでしょう。ほかにも、タオルと一緒に丸める方法もあります。遠方の場合は喪服をスーツケースに入れておくと移動しやすいですが、化粧室で着替える際に開けにくいので、着替える場所に合わせて選ぶといいですね。

喪服はどこで着替える?

私服のままお葬式会場まで公共交通機関で移動する場合、着替えをどこでするか悩みますよね。そのため、事前に喪服へ着替える場所を確認しておきましょう。

喪服の着替えは、葬儀場の最寄り駅やデパートなどの化粧室を利用する方法があります。事前に化粧室の場所を調べておくといいですね。メイクや髪型は自宅で準備を行い、化粧室でさっとお直ししてから葬儀場へ向かうとスマートです。

遠方のお葬式など日帰りできない場合は、宿泊先の部屋で着替えると良いでしょう。

着替えた荷物はどうするの?

着替えた荷物は最寄り駅などのコインロッカーに預けておきましょう。クロークがある葬儀場は少ないですし、お葬式に大きな荷物を持っていくと邪魔になるので、基本的にはハンドバッグのみを持ち歩きます。どうしても荷物が預けられないときは、サブバッグや黒いエコバッグを利用しましょう。

お葬式のハンドバッグに入れる持ち物については、こちらの記事を参考にしてくださいね。
お葬式に参列する女性の持ち物をおさらい!マナーもチェック

お葬式のサブバッグの選び方や持ち物については、こちらの記事で詳しく解説しています。
お葬式にサブバッグはいるの?選び方や持ち物を解説

葬儀場で着替えは可能?

葬儀場に入る前に喪服に着替えるようにしましょう。葬儀場に入ると、すぐに受付の案内をされることが多いですが、普段着のまま入ると目立ってしまうこともあります。また、葬儀場の控室は親族のみが使うことが多く、基本的には使えないことを念頭に置いておきましょう。

まとめ

喪服のまま電車などの公共交通機関に乗ってもマナー違反ではありませんが、喪服のままでは、暑さ寒さや窮屈さなどを感じるかもしれません。そのため、移動の距離や気温などを考慮して、持ち運びを検討するといいですね

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