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お葬式用のバッグがない!手持ちのバッグでOK?対処法を紹介

お葬式用のバッグがない場合、手持ちのバッグで代用できるのか、お葬式用のバッグを用意すべきか迷ったことはありませんか?お葬式に参列するときに持っていく女性用のバッグにはどのようなマナーがあるのでしょうか。

この記事では、お葬式に参列するとき手持ちのバッグでも代用できるのか、またお葬式に持参するバッグが手元にないとき、どうすればいいのかを詳しく紹介します。

葬儀用のバッグとは?

葬儀に参列する際、女性は葬儀のマナーにふさわしいバッグを持参します。なぜなら香典やティッシュ、ハンカチ、財布、携帯電話といった小物を持ち歩く必要があるためです。

葬儀用のバッグは基本的には黒一色のハンドバッグが一般的です。故人やご遺族に失礼のないように、黒色のシンプルで目立たないデザインのものを選びましょう。光沢のある素材や、金属の装飾がついているものは避けましょう。バッグの素材は、動物の皮革を使用したバッグは殺生を連想し、敬遠されることから、布製のものが好ましいです。

葬儀用のバッグのサイズは、大きすぎず小さすぎないサイズが理想です。香典袋やティッシュ、携帯電話など、必要最低限のものが入る大きさのものを選びましょう。

手持ちのバッグで代用する場合、上記の条件を満たすものであれば、マナー上問題ありません。しかし、条件に合わないバッグしか手元にない場合は、葬儀用のバッグを用意するか、親しい友人や親戚から借りることを検討しましょう。失礼のないよう、マナーを守りながら故人との最後のお別れに臨んでくださいね。

葬儀にバッグなしで参列してもいい?

葬儀に参列する際、男性は基本的にバッグなしで参列することが一般的です。しかし、女性が葬儀にバッグなしで参列することは避けたほうがいいでしょう。

なぜなら、バッグを持参しないと香典を素手で持ち歩くことになるためです。また貴重品やハンカチをどうするのか、といった問題も生じてしまいます。葬儀で必要なアイテムを持ち歩くためには、バッグがある方が便利です。

もし手持ちのバッグが葬儀に適切なデザインでない場合は、改めて購入するか、友人や親戚から借りる方法があります。葬儀の場で適切なバッグを用意することが、故人や遺族に失礼のない方法となります。

できるだけマナーを守り、故人との最後のお別れにふさわしい態度で臨むことが大切です。

お葬式に参列する際の女性の持ち物については『お葬式に参列する女性の持ち物をおさらい!マナーもチェック』でさらに詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

お葬式のバッグがないとき

ここからはお葬式のバッグがない時の対処法を、以下の3つの方法から詳しく紹介します。状況に合わせて方法を選んでくださいね。

● 手持ちで代用する

● 購入する

● レンタルを利用する

手持ちで代用する

もしお葬式用のフォーマルなバッグが手元になくても、まずは自宅にある黒色でシンプルなデザインのバッグがないか確認しましょう。ポイントは金属の装飾や光沢のない素材、かつ布製か合成皮革で作られたものであることです。

どうしても手持ちで代用する場合は、就職活動に使っていた黒地のリクルートバッグ、黒のハンドバッグやポシェット、エコバッグを利用する方法があります。ただしいくつかの注意点があります。手持ちでお葬式用のバッグを代用する注意点は、以下の3つです。

● 金属製の飾りがついていないこと

● 緊急時のみの対応とすること

● 目立つ恐れがあることを認識しておくこと

探しても手持ちのバッグで代用できないときは、続けて紹介する方法を検討しましょう。

購入する

手元にお葬式に持参するのにふさわしいバッグがない場合、購入してもいいでしょう。ネットで購入する場合はおよそ5,000円程度で購入できます。一度だけではなく、人生のうちに何度か使用することを考えると、購入もひとつの方法でしょう。

ただしネットで購入する場合は、質感やサイズ感がわかりにくいため、購入後に後悔することがあるかもしれません。ネットで購入する場合は、素材やデザイン、サイズを十分確認することが大切です。

レンタルを利用する

店舗やオンラインショップでお葬式用のフォーマルバッグをレンタルすることも一つの方法です。レンタルであれば、さまざまなデザインや素材、サイズのものから選べるうえ、マナーを踏まえた品ぞろえになっているため、安心して利用できるでしょう。

お葬式にはマナーを踏まえた服装や持ち物で参列する必要があります。参列したすべての方々が、厳粛な気持ちで故人との最後のお別れを惜しむことができるよう、配慮したいですね。バッグがないときでも、上記の対処法を活用し、適切な方法で参列しましょう。

お葬式のバッグのNGは?

お葬式に参列する際、バッグ選びは重要なマナーの一部です。ここからは、避けたほうが良いお葬式のバッグの例を紹介します。

黒以外のもの

お葬式のファッションにおいては、黒が基本です。バッグといった小物も例外ではありません。ただし場合によってはダークブラウンやネイビーも許容されることがありますが、マナーとしてふさわしいかどうかがよくわからない場合は、黒を選びましょう。

光沢があるもの

光沢のあるバッグは華美で目立ちますので、お葬式には向いていません。光らない、マットな素材のバッグを選びましょう。

金属の飾りがあるもの

金属の飾りは目立ってしまうため、避けたほうがいいでしょう。シンプルで控えめなデザインがお葬式には好ましいです。

革製品やファーといった殺生を連想させるもの

革製品やファーといった殺生を連想させる素材は、お葬式には向いていません。布や合成皮革といった素材のバッグを選びましょう。

ブランドロゴが入っているもの

ブランドロゴが入っているバッグは目立ってしまうため、お葬式には向いていません。無地のシンプルなデザインを選びましょう。

カジュアルすぎるもの

トートバッグやリュックなどのカジュアルなバッグは、お葬式には向いていません。フォーマルな雰囲気に合わせたデザインのバッグが望ましいでしょう。故人への敬意を示すためにも、お葬式に適したバッグを選ぶことが大切です。

お葬式のバッグのマナーはこちらの記事でも詳しく解説しています。
お葬式のバッグに金具はNG?喪服のバッグマナーを解説

適したバッグで安心して葬儀に参列するなら

お葬式用のバッグがない時の対処法についてご紹介しました。お葬式用のバッグは生地感や装飾などの決まりがあります。お葬式用のバッグを持っていないときは、ご紹介したように手持ちのもので代用するほか、購入やレンタル、知人から借りるなどの方法を選んでみてくださいね。

喪服レンタルショップ「エニタイムドレスブラック」では、喪服とセットでバッグや靴もレンタルいただけます。さらに、レンタルセットには数珠やパールネックレスなどの小物も含まれておりますので、お葬式で必要なものが全て揃います。

お葬式に適したバッグを用意して、安心して故人を悼む場に参列してくださいね。