急な葬儀で喪服がないときは?すぐに準備できる方法を解説
急な葬儀で喪服がないと慌ててしまいますよね。喪服を買うべきなのか、手持ちの服で間に合わせることはできるのか…など考えていませんか?
お葬式では喪服の着用がマナーです。突然の訃報で喪服が必要になったときの対処法や、お通夜での服装について解説します。
急なお葬式でも喪服は必要?
突然の訃報であっても、お葬式では喪服の着用がマナーです。喪服には「喪に服す」という意味があり、亡くなった方への敬意を表したり、周りの方と悲しみを共有する役割があります。
また、喪服は一般的な黒スーツやワンピースとは色味やデザインが異なるため、他の服で代用はできません。葬儀に参列する際は「準喪服」を選ぶようにしましょう。
訃報からお葬式までは1日〜数日の期間があるため、その間に喪服を手配するようにします。
準喪服の意味や、詳しい喪服の種類についてはこちらの記事で解説しています。
女性の喪服の選び方を解説!デザインの違いや買える場所を紹介
急な葬儀ですぐに喪服が必要なときの対処法
喪服の準備をしていない時や、体形が変わって手持ちの喪服が入らない時などは、喪服を新調するかレンタルして手配しましょう。急な葬儀で喪服を持っていない場合の対処法を解説します。
①店舗型の喪服店でレンタルする
急に喪服が必要になったときは、喪服のレンタルが便利です。
慌てて間に合わせの喪服を買っても、デザインやサイズに納得がいかないと買い直しする必要が出るかもしれません。また、喪服と合わせる靴やバッグまで買うと出費も大きくなります。
自宅まで届くネットレンタルは便利ですが、到着まで日数がかかることもありますので注意しましょう。店舗でレンタルすれば、実物を確認できるので安心です。親族であれば葬儀場のレンタル喪服も視野に入れてみましょう。
②量販店や紳士服売り場で喪服を購入する
喪服のレンタルが難しいときは、喪服を購入しましょう。ショッピングモールや量販店なら2万円前後と比較的リーズナブルに喪服が購入できます。デザインや質感にこだわりたい方や、長く着られる喪服を選びたい方は、紳士服店やデパートの喪服がおすすめです。
③他の人に借りる
レンタルも購入も難しい場合は、葬儀に参列しない親戚や友人の喪服を借りましょう。喪服の貸し借りはマナー上NGではありませんが、中には人に喪服を貸すのを良く思わない方もいます。また、借りた際はクリーニングに出してから返すようにしましょう。
ユニクロで喪服は準備できる?
残念ながら、ユニクロでは喪服を販売していません。
ユニクロで販売されている服は喪服用ではないため、漆黒ではなく色味が異なります。ユニクロの黒ジャケットやワンピース、スカートなどは平服(略喪服)に該当しますので、お通夜や法事であれば活用できるでしょう。
家族葬でも喪服は必要?
最近では家族や親族のみで行う家族葬も増えてきましたが、家族葬であっても、基本的には喪服を着用します。ただし、喪主や遺族から平服の指示がある時は平服で参列しましょう。
家族葬の服装マナーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
家族葬で喪服を着るべき?葬儀の服装マナーを解説
お通夜は平服で大丈夫?
参列者の場合、お通夜は平服でも問題ありません。
最近はお通夜で喪服を着るようになりましたが、突然の訃報でお通夜に参列する場合なら平服でも問題ありません。
平服とは略喪服とも呼ばれ、普段着ではなく黒や紺のワンピースやアンサンブルを指します。たとえ黒色でも、デニムやニットなどはカジュアルな服装なのでNGです。
親族や近親者として参列する場合は、お通夜でも喪服を着ることがマナーです。早めに喪服を準備し、レンタルの場合は余裕を持った日数にしておくといいですね。
平服のマナーや選び方についてはこちらの記事で解説しています。
お通夜で平服はマナー違反?【喪服と平服の選び方を解説】
喪服以外にお葬式で必要な持ち物
お葬式では、喪服に合わせるバッグ、靴、アクセサリーも必要です。
バッグは黒色のハンドバッグで金具が付いていないものを選びましょう。靴は、黒色で3〜5cmヒールのパンプスを選びます。洋装の場合、アクセサリーは真珠のネックレスを選びましょう。
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喪服には黒ストッキングを合わせます。肌が少し透ける20デニール程度のストッキングを選びましょう。黒ストッキングはコンビニや下着売り場、100円ショップなどで購入できます。
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お葬式で喪服に合わせるストッキングはどう選ぶ?【デニール数やNG例を解説】
お葬式参列に必要な持ち物は以下の4つです。
●香典
●袱紗(ふくさ)
●数珠
●ハンカチ
お葬式の詳しい持ち物についてはこちらの記事で解説しています。
お葬式に参列する女性の持ち物をおさらい!マナーもチェック
まとめ
お葬式では喪服の着用がマナーです。急な葬儀で喪服がない時は、レンタルか購入で喪服を手配するようにしましょう。
お通夜の場合、参列者は平服で参列しても問題ありませんが、親族は喪服の着用がマナーです。そのため、早めに喪服を準備するようにしましょう。
「エニタイムドレスブラック」は、店舗型の喪服レンタルショップです。東京渋谷で試着ができ、さらに喪服に合わせる靴・バッグ・アクセサリーも合わせてレンタル可能です。レンタルセットには袱紗(ふくさ)や数珠も含まれており、さらに黒ストッキングを1足プレゼント。参列に必要なものが全て揃うので、急なお葬式でも安心して臨めます。